>>155
家にいたら急にホテルで食事する事になった。時間がないから早く階段をおりてテーブルにいかなきゃならなくて何日も洗ってないカジュアルな服で足早に行った
ついてみると薄暗かったが高級な洋館の雰囲気だった。6人掛けの長方形で四角いテーブルにイケメンと美女とナイナイが座って既に食べ始めてた
おはようございます(遅れてすみません)と席の人と岡村に挨拶して椅子を引くとスケッチブックを手さげかばんに入れたような荷物があった。イケメンがそれをどけて俺が着席した
テーブルをよくみるとパサパサで細かく砕かれた青い野菜が、丸くて大きな皿にこんもり盛られていた
大きめのスプーンでそれをすくい、小さめのスプーンで味付け鰹節をかけて食べるのがマナーらしいのでやってみたがスプーンがでかいからか、すくいすぎたからか食いにくかった
もしゃもしゃ食べたが海苔弁みたいな味で旨いのかどうか微妙だったものの食感は悪くなかった
食べていると次々に同じメニューをウェイターが持ってくるから気になって聞いてみた
これは何(という料理)ですか?と聞けば焼きほうれん草だという
焼いたというより乾燥させた感じだったがホテルでは珍しいものを出されたりするのでさほど違和感も持たずいい体験が出来たと思った
ひとしきり食べ終わるとおばあさんメイドがやってきて皿をさげながら(まだ食ってる最中なつもりだったんだけど)よくお食べになりましたねぇと言った。たくさん食べてしまったらしい
岡村にほうれん草ばっかり食べんと他のもと言われて気付いたが二皿目が来ていた またどでかい皿だったが皿の端っこに二つほど一日食卓に出しっぱなしにされたようなカピカピになった鮭の切り身がのっていた。
スプーンしかないので食べるのを諦めてふと右の方をみると壁に埋め込まれた蝋燭がユラユラメラメラ燃えていた。その明かりが周りのルネサンス時代にでも描かれたような油絵を照らしていた
絵は壁一面に貼り巡らされていて高い高い天井まで続いていた
天井には小さなシャンデリアが飾られていてボヤ〜っと光っていた
そんな風に辺りを見渡していたら車が左の方を通った。車のライトが左の壁にあたる部分に下げられていた巨大な黄色いカーテンを照らした照らされたカーテンはオエー鳥に似た鳥やツル植物の刺繍が施されていた
一台の音のはずだったがカーテン全面を照らしていたからあの車も相当でかかったに違いない
これはすごい偶然だよ。
まさかこんな所にいるとはね。
中学以来だなあ。なつかしいなぁ。
1よ、いや、川村よ。

君は昔太っていたよね。あだ名は「川豚」だったよな。
でも引きこもってるところを見ると、やっぱり太っているようだね。
しかも大した嫌われ者のようじゃないか。
昔から友達いなかったもんな。
昔はよくスクール水着を盗んで騒ぎを起こしたのが思い出されるよ。
君の家に行くといつもコレクションを自慢してたもんな。でもガビガビにしたままなのはいただけなかったな。
それから女子トイレに忍び込んで汚物容器の中のものをしこたまバックに詰めてはコレクションしていた君が思い出されるよ。
一回食べたことあるよな、君。
極めつけはあれだよ、三宅・・・覚えているよな、おまえの好きだった・・・に振られた腹いせに彼女の部屋のベッドの下に全裸で一日中にいた事あったよな。
これ聞いたときは俺も仰天したよ。最後にうんこまでしてきたよな、彼女の机の上にさ。
それでもばれないんだよね。なんにしても君のそういうところには驚かされたよ。

そうか。今でも警察と隣り合わせの生活をしているんだね。
変わらない君を見れてうれしいよ。
じゃあね